日本でも人気!歴史は意外と浅めの韓国の肉料理プルコギとは!?

その国を知るなら!おすすめ伝統料理,グルメ

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果物のフルーティーさが美味しい柔らか牛肉!

コストコのプルコギビーフなど、日本でも定番の味となりつつある韓国料理プルコギをご紹介します!

プルコギの歴史は意外に浅かった!

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プルコギは韓国を代表する肉料理。醤油ベースで甘口の下味をつけた薄切りの牛肉を野菜や春雨と一緒に焼いた料理です。醤油や砂糖、おろしりんご(お肉を柔らかくする作用あり)やニンニクなどを使ったヤンニョムに薄切りの肉を漬け込んで作ります。韓国語でプルは火、コギは肉を意味し、プルコギは火で焼いた肉という意味になります。

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プルコギが生まれたのは朝鮮戦争中なので割と最近。北朝鮮の攻撃で家を失った庶民が屋外でコンロを囲んで食事をするようになり、肉を味付けした後に鉄板で焼くようになったことが誕生のきっかけです。ただそれよりももっと遡ると、満州付近に住んでいた民族の肉料理である牛肉の串焼き「メッチョク」が起源だそう。17世紀末の本にプルコギに似た料理が紹介されているほか、18世紀の絵画にも焼き肉をしている両班の姿が描かれているので、実際はプルコギはもっと前に存在していて一般的になったのが現代以降と考えるほうが正しいかも。

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そして、プルコギを飲食店で食べるときは、多くの場合各テーブルでプルコギパンと呼ばれる専用の鍋を使って調理されますよね。プルコギパンは真ん中が盛り上がっていて、周辺に溜まった肉汁につけながら肉や野菜を焼く調理法が定番です。プルコギパンの形状は店舗によって異なることもあるので、完成形は肉野菜炒めのような状態だったり、具沢山のスープのようになったりと違いがあります。サンチュなどの葉野菜が一緒に提供され、包んで食べることも多いです。

韓国ではファストフード店でプルコギ味のハンバーガーが売られていたり、ご飯と一緒に食べられたりと多様化しているプルコギ。また日本でも、スーパーマーケットに味付き牛肉としてプルコギビーフが売られていたり、プルコギを挟んだプルコギベイクが大人気だったりと、プルコギは一番有名な韓国料理と言っても過言ではないくらいに浸透しています。

自宅でプルコギを食べるなら!

ご自宅でプルコギを試したいという方におすすめなのはコストコなどで手に入るこちらのプルコギダレ。果物のすりおろしが入っていてニンニクの効いた甘めのタレです。お肉に漬け込むだけで本格的なプルコギが自宅で楽しめます。日本人の口に合う韓国の肉料理プルコギ。とっても美味しいので是非食べてみて下さい。

日本の場合は韓国料理店でも提供されているため、試しやすい韓国料理の代表格であるプルコギ!興味のある方は是非試してみて下さい!

ライター
のちぇ

3度の飯と海外旅行、猫が好きなちゃらんぽらん。読書や映画鑑賞、料理とゲームが趣味。好きな食べ物はアイスクリーム。現在リングフィットアドベンチャーで瘦せようと頑張っているが、動いた分の3倍食べてしまうため痩せる気配はない。