台湾に行ったら絶対食べなきゃ！ルーローファンとは？

2022-04-14その国を知るなら！おすすめ伝統料理,グルメ

当サイトでも何度か取り上げてきた台湾の名物料理といえば、そうルーローファン！今更にはなりますが、今回はルーローファンとはどんな食べ物かについてご紹介します！

意味は煮込み豚肉のっけご飯！？ルーローファンってどんな食べ物？

ルーローファンとは魯肉飯、または滷肉飯とも書く、台湾を代表する乗っけご飯のこと。バラ肉などの豚肉を、醤油や酒、砂糖、エシャロット（玉ねぎの一種）、エビ、八角などを入れて甘辛く煮込み、煮汁ごと白ご飯の上にぶっかけて作ります。お店などで食べる場合、日本の丼ぶり料理のようにメインになるくらい大ぶりなサイズではなく、お茶碗くらいのサイズであることが普通。また、刻んだ高菜のような野菜や味付け卵などがご飯の上に添えられることが一般的です。

中国語表記「滷肉飯」の「滷」という字は、「スパイスや醤油を入れた水で肉を煮込む」という意味があり、「滷肉飯＝煮込んだ肉とご飯」ということになります。ちなみに、れっきとした台湾の料理である魯肉飯ですが、「魯」という字が中国山東省の略称であることから、山東料理であると誤解されることもあるとか。（実際ミシュランガイドに山東省の料理であると書かれていたことがあるそうです。）

台湾では庶民を中心に親しまれており、台湾の屋台や食堂などでは多くのところで目にするメニューです。店や家庭によって味に僅かな違いがあり、何年も鍋を洗わずに秘伝のタレを継ぎ足し続ける店もあるとか！まるで日本の鰻屋さんみたいですね。

そして私のような八角苦手マンにとってはとても悲しい話なのですが、多くのお店では八角や五香粉（シナモンや八角が入っているスパイス）がスパイスとして使われています。そのため現地で食べるとどうしても口に合わなかったり、日本と食べる味と全然違うとびっくりすることもあるかもしれません。ただ、八角の風味があることで肉の臭みも消えて香りもたつため、八角が入っているのにもちゃんと理由があるのです。（台湾好きな方には八角好きの人も多いのであまりそういう人はいないかもしれないのですが……）

「どうしても八角が無理！」という場合は、八角が入っていないお店もあるのでそういったところをリサーチして行くと良いかもしれません！

とろみのある豚肉がたっぷり乗った台湾名物ルーローファン！お店や家などで是非味わってみて下さいね！