1度食べたら絶対虜になること間違いなし!タイ料理を代表するサラダ、ソムタムとは!?
青パパイヤをメインとした食感が楽しいボリューミーなサラダ!私の大好きなタイ料理の一つである、絶品メニュー、ソムタムをご紹介します!
食べ応えもある南国感あふれるタイサラダ!
ソムタムはタイをはじめ、ラオスなどでも食べられている青パパイヤのサラダ。ソムはタイ語で酸っぱい、タムにはつく、という意味があり、鉢に入れてついて作る調理法を表した名前です。もともとはラオスやタイのイサーン地方で食べられていたタムマークフンというサラダが、タイ全域に伝わる過程で変化し、今の形になったのだとか。今ではベトナムやカンボジアなど、他の東南アジア諸国でも似たような料理が食べられています。
細切りにした青パパイヤといんげんを鉢に入れ、唐辛子やにんにく、ナンプラーなどの調味料を加えて棒で叩いて作るという独特の調理法も特徴で、タイでは鉢はクロック、棒はサークと呼ばれています。木製の鉢をポクポクと叩いて作るときのあの音もなんだか癖になりますよね。
ソムタムは種類もかなり豊富で、パパイヤの代わりにマンゴーやニンジンで作ったバージョンや、発酵させたカニを入れたもの、バナナの花やタイのソーセージを加えたものなどが人気です。多くの場合はもち米と一緒に食べるほか、生のキャベツや豆などと一緒に提供されることも多いのだそう。ただ、カニが入ったものはソムタム・プーなどと呼ばれ非常に人気のあるメニューなんですが、生のカニを使っていることが多いため食中毒の心配も。旅行中には避けた方が無難かもしれません。
ちなみに、噛み応えのある食感とボリューム、そのヘルシーさから、タイの若い女性たちの中には「ソムタムだけ食べるダイエット」というのも存在しているのだとか。タイ人女性の美しさを支えているのは、ソムタムだったんですね~(多分)。
とっても美味しいソムタムだけを食べてダイエットになるなら、私も喜んで毎日ソムタムを食べます!
そしてソムタムは、CNNが2010年代に発表した「世界で最も美味しい50の料理」の中にランクインするなど、国際的な認知度を高めつつあります。もしかしたら日本でブームが来る日も、そう遠くはないかもしれません…。
美味しいだけでなく食感も楽しいタイ料理ソムタム。シャキシャキとした青パパイヤは食べ応えもあり、お酒のおつまみにもピッタリの美味しさなので、タイ旅行に行った際は是非忘れずにトライしてみて下さいね!