日本でも人気大爆発中!?ベトナムの絶品サンドイッチ、バインミーとは!?
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実はパンは全部「バインミー」!?日本でも人気が広まりつつあるベトナムの絶品サンドイッチ、バインミーをご紹介します!
お肉や野菜がぱりぱりのバゲットの中にたっぷり!
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バインミーはベトナムで広く食べられているサンドイッチのこと。長さ20cmほどのバゲットに切り込みを入れ、バターとパテを塗り、野菜、ハーブ類、肉などを挟んで、ヌクマムで味付けした料理です。バインミー(bánh mì)とは本来「パン」という意味なので、実はフランスパンや食パンなど、すべてのパンが「バインミー」。バインが「パン、饅頭、ケーキなど粉をこねたもの」、ミーが「麦」のことを表しています。ベトナムではbánh mì kẹp(バインミー・ケップ ケップは挟むという意味)と呼ばれることが多いですが、最近は「バインミー」と言えばサンドイッチという風に定着しているよう。
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ベトナムでは携帯性の良さから、屋台やバスターミナルなどで「駅弁」として人気があり、新聞紙などに包んで売られています。注文を受けてからパンを炭火であぶって作る店も多いため、ほとんどの場合は作り置きではなく、注文が入ってから調理されることも特徴です。バインミーのバゲットの特徴としては、外側は薄めでパリッとしており、中はふわふわとしていること。小麦粉に米粉を混ぜて作られることもあるフランスパンは、バインミーに欠かすことのできない美味しさの秘訣です。
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ベトナムにバゲットが伝えられたのは、阮朝時代の19世紀半ば。フランス人によって伝わったフランスパンは広まり、20世紀初頭には主食となりました。そして1950年頃にはサイゴン(ホーチミン)でベトナム風のサンドイッチが人気を得るようになり、「バインミーサイゴン」と呼ばれ流行していったそう。
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バインミーには何通りもの種類がありますが、人気があるのはbánh mì thịt(バインミーティット 肉のバインミーの意味)。ハムやサラミ、豚バラ肉のスライスなど様々な種類のお肉と紅白なますやパクチー、レバーパテが入っています。大体どこのお店に行っても一番人気なバインミーです。
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ほかにも、豚ひき肉団子を挟んだBánh mì xíu mại(バインミーシウマイ)などもよく見かける一品。名前にシウマイとありますが、あのシウマイを挟んでいるわけではないので勘違いしないよう気を付けて下さいね!
日本でもじわじわと知名度と人気が広がりつつあるバインミー!食べたことのない方は是非、食べてみて下さい!