サクサクでバターの香りがたまらないイギリスの絶品焼き菓子!スコーンとは?

グルメ,小腹を満たす世界のおやつ!

バターが香るサクサク生地は紅茶との相性が抜群!とっても美味しい英国の焼き菓子スコーンについてご紹介します!

紅茶と食べたいサックリ焼き菓子

Wikipediaより ジャムと生クリームを添えたスコーン

スコーンはイギリスで主に食べられている焼き菓子。小麦粉にベーキングパウダーを加え牛乳でまとめてから軽く捏ね、整形して焼き上げることで作られます。バターを練り込んだりドライフルーツを混ぜ込んで焼かれることも多く、粗挽きの大麦粉を使って作られるバノックという焼き菓子が誕生の起源とされています。

形は丸形だけでなく、六角形や四角形など様々。イギリスのティータイムにスコーンは欠かせない存在であり、ジャムとクロテッドクリームを添えたスコーンを紅茶と一緒に食べる「クリームティー」はとても一般的です。ほかにも生クリームが添えられることもあります。

歴史的にはスコーンは丸くて平たいもの(一般的にはバノックと呼ばれる)であったとされており、中くらいの皿ほどの大きさだったそう。鉄板で作って焼かれ、三角形にカットして提供されていました。そしてのちにベーキングパウダーが普及すると、スコーンは今日のようなオーブンで焼かれよく膨らんだ形になりました。

2005年の市場レポートによると、イギリスのスコーン市場は6400万ポンドと推定されており、年々増加の傾向を見せています。それほどスコーンは英国や周辺国の人々に愛される紅茶文化には欠かせないお菓子なんですね。

ビスケット

また、みなさんお馴染みのKFCなどで売られているアメリカの「ビスケット」とスコーンの違いはご存じですか?スコーンとは違いビスケットはバターの代わりにショートニングを使うことが多く、牛乳ではなくクリームを使うこともあるといった違いがあります。

のちぇ

名称だけの違いかと思いきや材料から違うんですね!

イギリスのスコーンはほんのり甘い生地を使用したものが多いですが、ときにはチーズやレーズンを混ぜ込んだ具材入りのスコーンも販売されています。日本でも最近こういったスコーンを見かけるようになってきました。さらに言えば、スコーンには二通りのタイプがあり、家庭でよく食べられる割れ目があるサクサクタイプのものと、ホテルタイプの表面が滑らかでふんわりしたものが存在しています。

ちなみに以前、吉祥寺でスコーンの食べ比べをした記事を公開しました。お店によってスコーンの味はかなり違うので、皆さんの街でも是非スコーンを食べ比べてみて下さいね!

イギリスを代表するお茶菓子であるスコーン!是非お気に入りのスコーンを見つけて、イギリスメーカーの紅茶と一緒に味わってみてはいかがでしょうか!

ライター
のちぇ

3度の飯と海外旅行、猫が好きなちゃらんぽらん。読書や映画鑑賞、料理とゲームが趣味。好きな食べ物はアイスクリーム。現在リングフィットアドベンチャーで瘦せようと頑張っているが、動いた分の3倍食べてしまうため痩せる気配はない。