実は日系移民の手で生まれたハワイ名物だった!?定番料理ロコモコとは!
ハンバーグライスの上には旨味たっぷりのグレービーソースが!ボリュームたっぷりで美味しさ間違いなしのハワイ料理ロコモコをご紹介します!
日本でも丼メニューとして定着!
ロコモコとは白ごはんの上にハンバーガーのパティと目玉焼きをのせ、グレイビーソースをかけた料理。日本でもとてもポピュラーなハワイ料理ですが、その誕生に日本人が関わっていたという説があるのをご存知ですか?
ロコモコの発祥は正確には分かってないものの、ハワイ大学の教授の研究によると、ハワイ島にある「リンカーングリル」というレストランの経営者リチャード・イノウエとナンシー・イノウエが、「サンドイッチとは異なる安価で素早く調理ができる食べ物を」求めて、1949年に開発した料理であると考えられています。
また、このレストランに通っていた若者グループのうちの一人であるジョージ・オキモトのあだ名は「クレイジー」。そこで高校でスペイン語を学んでいたジョージが、スペイン語でクレイジーを表す「ロコ」を使った名前にすることを提案しました。そこに響きをよくするために韻を踏んだ「モコ」という単語が加わり、ロコモコという名前になったのだとか。ちなみに、「モコ」にはハワイ語で入り乱れる、混ざるという意味があるそうですが、その意味はあまり関係ないそう。
ちなみにハワイでは近年、牛肉の代わりにマヒマヒという魚を使ったパティや照り焼きチキンを用いた進化系ロコモコも登場しています。レタスやオニオンリングが用いられるなど多種多様なロコモコを、現地で食べ比べてみるのも楽しいですね!
日本人の好みにも合うハワイ料理の中でも特に人気のある料理、ロコモコ!興味のある方は是非食べてみて下さい!