アイスランドのサッカー史に名を遺すFW!エイドゥル・グジョンセンとは誰?

スポーツ,国の誇り!アスリート~ベテランから若手まで~

wikipediaより

2018年にはワールドカップに初出場し、近年メキメキと頭角を現している島国アイスランドのサッカー選手たち。今回は、アイスランドのサッカー選手と言えばこの人を思い浮かべるという方も多いのではないか、というくらいメジャーな元サッカープレイヤー、エイドゥル・グジョンセンをご紹介します!

バルサでもプレイしたアイスランドが誇るフォワード

Wikipediaより

グジョンセンはアイスランドのレイキャヴィークで1978年に生まれた現在43歳の元サッカー選手。チェルシーやバルセロナといったビッグクラブでプレイし、プロキャリアを通してクラブや代表など通算160ゴールを記録しました。

17歳のときにヴァルル・レイキャヴィークでプロデビューした後はオランダのリーグやアイスランドのチームに在籍し、1998年21歳のときボルトン・ワンダラーズFCに移籍しました。加入当時は不調気味であったものの、次第に実力を発揮するようになりました。

そして、2000年6月にはチェルシーFCに移籍。ドリブルと巧みなコントロールから繰り出す正確なシュートで何度も鮮烈なゴールを決めます。チェルシーでは計263試合出場かつ86得点を記録!この出場数は外国人選手としてゾラに次ぐクラブ歴代2位となりました。

その後出場機会の減少が予想されたことから、FCバルセロナに移籍。アイスランド人としては初めて同クラブでプレーする選手となりました。多くの得点を決め数多の場面でクラブを勝利へ導いたグジョンセン。しかし負傷の影響もあり、熾烈なレギュラー争いを勝ち抜くことは困難になっていきます。

そういった理由からグジョンセンは2年契約でモナコに移籍したり、トッテナムにレンタル移籍してプレイを続けていきます。2014年にベルギーを去った後は、ボルトンに復帰し古巣でのプレイも実現しました。また、2015年には中国の石家荘永昌足球倶楽部へ加入し、アジアでもグジョンセンの鮮やかなプレイが炸裂しました。

しかしケガが機となりインドを最後に彼は現役から退くことを宣言。グジョンセンは23年間に及ぶ現役生活に終止符を打ちました。

グジョンセンのプレースタイルの特徴

グジョンセンのプレイの特徴はシュートテクニックの高さ!両足を難なく自由に操り繰り出すシュートはときにアクロバティックで、非常に見ごたえのあるものでした。加えてアシスト能力も高く評価されており、一級品と謳われたパスはプレミア随一のものでした。

父親とグジョンセン

また、グジョンセンの逸話として語り継がれているのが1996年の交代劇。17歳のときA代表として招集されたグジョンセンは、当時34歳だった自身の父親との交代で代表デビューを果たします。親子による交代は現在も唯一の記録だとか。

のちぇ

漫画みたいですね!

現在はアシスタントコーチとしても活動しているグジョンセン。これからは指導者として彼の才能が発揮されることと思います!

ライター
のちぇ

3度の飯と海外旅行、猫が好きなちゃらんぽらん。読書や映画鑑賞、料理とゲームが趣味。好きな食べ物はアイスクリーム。現在リングフィットアドベンチャーで瘦せようと頑張っているが、動いた分の3倍食べてしまうため痩せる気配はない。