まるでファンタジー映画!?不思議な形が特徴的なハットルグリムス教会とは!?
荘厳で圧倒的な迫力に魅了される不思議スポット!
アイスランドにある唯一無二の教会ハットルグリムス教会を紹介します!
不思議な見た目のレイキャヴィークランドマーク!
まるでファンタジー映画に登場しそうなユニークな見た目をしたハットルグリムス教会(アイスランド語:Hallgrímskirkja)。
アイスランドの首都レイキャヴィークにあるハットルグリムスはキリスト教ルター派の教会で、コンクリート製の建物と約73メートルもの塔を備えていることが特徴です。その大きさと外観から「レイキャビクの大聖堂」と呼ばれることもありますが、実際は大聖堂ではなく教会。ただアイスランド国内では一番大きい教会だそう。
国家建築家であったグジョン・サミュエルソン氏が1937年、アイスランドの溶岩玄武岩の風景になぞらえて設計した幻想的な建物は、正にレイキャヴィークのランドマーク。
1945年の着工から1986年の完成まで、なんと41年もの月日がかかったことも納得の、シンプルかつ複雑な美しさが魅力です。
その見た目とは裏腹に教会の内部はとても質素。しかしドイツのオルガン製作者ヨハンネス・クライスの手による、高さ15mもの大型パイプオルガンがひときわ存在感を放っています。
手鍵盤4段と足鍵盤、実働ストップ72、パイプ5,275本を備えたこちらのオルガン。ときにはコンサートも開催されており、運が良ければ美しい音色を聞くことができますよ!
また、入り口横には彫刻家アイナル・ヨンソンによる「メシア像」が設置されています。この像は1948年に寄贈されたもので、洗礼の際に神の霊が降りた瞬間のキリストを表し三位一体の神秘を表しているのだとか。
さらに、教会には有料で展望台にのぼることも可能で、レイキャヴィークの街とアイスランドの豊かな自然が一望できます!アイスランドの風景を楽しむにはうってつけのスポットです!
ちなみに教会前の広場には探検家レイフ・エリクソンの銅像も!教会が立つ前の1930年にアメリカから送られた像であるこちら。ヨーロッパ大陸から海を渡ってアメリカ大陸に初めて到達した人物であるとも言われているエリクソンが、アメリカとの国交の証として選ばれました。教会をバックに佇むエリクソンはとてもカッコイイです。
一度見たら忘れられないシンメトリーな見た目の建物ハットルグリムス教会!
いつかアイスランドを訪れることがあったら是非観光ルートに加えてみてはいかがでしょうか!