【キューバおすすめ土産】ヘミングウェイが愛したハバナのバー「El Floridita」の灰皿

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実際に購入したお土産をご紹介させていく私(ぶえな)のコーナー。今回ご紹介させて頂くのはこの灰皿。文豪アーネスト・ヘミングウェイが愛したキューブのバー「El Floridita」で購入したものです。

この灰皿にまつわる思い出

wikipediaより

この灰皿を購入したキューバの「El Floridita」は有名な作家ヘミングウェイが、キューバにいた際御用達であったバーです。私は「老人と海」しか読んだ事はありませんので特別お気に入りの作家と言う訳ではないのですが、キューバへの旅行前にガイドブックを読んでいると、このヘミングウェイゆかりのバーは観光地化されておりグッズが販売されていると書いてありました。ファンの方は情緒もへったくれもないと怒りそうなビジネスですが、グッズが売っているとあれば行かない手はありません。そのあこぎな商売にしっかり引っかかりに行きたいと思います。

のちぇ

私は生まれてこの方タバコとは無煙の生活を送っていますが、マキシマリストにとって灰皿は別で、何かに使えるんじゃないかと思って買ってしまいます。

そういった経緯で、私はそのグッズ屋さんを探し歩いていたのですが、キューバではインターネットが公園や一定の区域でしか使えず、常にグーグルマップが使える訳ではなかったので少しさまよっていました。(社会主義国家でそれほど裕福なお金持ちと言うのは多くありませんが、キューバは治安がよく、夜出歩いても危険を感じることは少ない国です。)

イメージです

すると、前方から歩いてくる男女の2人組に「アミーゴ、コモエスタ?」(よう、友達よ、元気か?)と、急に声をかけられました。(こんな具合に私はキューバでたくさんのかけがえのない見知らぬ友達と出会いました。)
私は彼らに「ヘミングウェイゆかりのバーを探している」と伝えました。

すると、「連れてってやる!」と腕を捕み歩きだすではありませんか。「持つべきものは友達だなー」と5秒前に出会った親友に感謝しつつ、私は言われるがままついていきました。

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どこの国から来たやら何しに来たやら質問され、5分程で着いた場所。見た所普通のバーで、ガイドブックで見たバーとは違いグッズなんてものはなく、本当に普通のそこらへんのバーです。私は友人に訪ねました。「ここがヘミングウェイゆかりのバーなの?」

イメージです

すると彼らはこう言うのです。「ここがヘミングウェイが何度も来ていたバーだ。さあ、飲もう、何がいい?」
いやそんなことはない、と私は携帯でスクリーンショットしていた店の写真を見せました。ただ、その写真を見て彼らは驚くべき言葉を口にしました。

「ああ、この写真のバーは観光客が行くような所で、本当にヘミングウェイが通っていたのはここのバーさ、いいから飲もう」

……悪いが友よ、私が求めているのはそんな隠れ家的な場所ではなく、真っ向から正当な観光地。私はただそこでグッズを買いたいだけなのだ。

ぶえな

ちなみに後に知りましたが、キューバでは観光客に親しく声をかけ一緒に飲み食いをして、高額な支払いをさせるといったことが横行しているらしいのでお気をつけください。

wikipediaより

後ろ髪を引かれつつ、(いや実際は完全に腕を捕まれ引っ張られただけの)友には別れを告げ、結局さらにさまよい歩いて、バリバリの観光地になっているヘミングウェイゆかりのバーに到着。そこは入場制限するほど観光客で溢れており、順番待ちする必要がありました。

Wikipediaより

店に入るとヘミングウェイの銅像があり、私はヘミングウェイが好んで飲んだと言うダイキリを注文しました。そしてそれをさっさと飲み終わり、私の目的の大半を占めていたグッズ物色に移ります。そこで購入したのがこの灰皿なのです。

話が長くなって申し訳ございませんでした。今回は私のこの灰皿にまつわる思い出をご紹介しました。灰皿以外にもTシャツなど色々とグッズがあったので、キューバにいかれた方は是非「El Floridita」に立ち寄ってみて下さい。

ライター
ぶえな

すぐに色んな物をコレクションしてしまいがちなマキシマリスト。趣味はサッカーとショッピング。中南米をバックパッカーで回っていた。

ライター
のちぇ

3度の飯と海外旅行、猫が好きなちゃらんぽらん。読書や映画鑑賞、料理とゲームが趣味。好きな食べ物はアイスクリーム。現在リングフィットアドベンチャーで瘦せようと頑張っているが、動いた分の3倍食べてしまうため痩せる気配はない。