【海外経験無し】高校生が英検準一級に合格した勉強法
英検準一級を目指す方には全員に見てほしい!海外経験もなく、英会話も英語塾にも行った経験のない当時純ジャパだった高校生の私が英検準一級を取得した方法をご紹介します!
英検準一級を取ろうと思った理由
当時私が通っていたのは県内でも偏差値63くらいの高校で、東大合格者は過去に一人だけといういわゆる「自称進学校」でした。英検も二級取得が目標点、準一級は誰も目指すことすらない学校で、高いレベルの大学に行きたかった私は英検準一級の取得を決意しました。学校内で一番高いレベルの英語力を持っているんだぞ!ということを証明したかったのです。
自己顕示欲の塊でした。
一次試験の勉強法
私は当時国立の某外国語大学を目指していたこともあり、この勉強は大学受験の英語学習も兼ねていました。かと言って大幅に英語だけに時間を割くわけにはいかなかったので、平日は2時間、休日は5時間と決めて勉強しました。土日は毎週朝5時に起きて自宅から自転車で15分の距離のガストに通い、窓際のテーブル席でゴリゴリ勉強していました。(お金がなかったのでクーポンを使用してドリンクバーとチーズケーキをいつも頼んでいました。ガストさんごめんなさい、そしてありがとう。)
一次試験のテキストは主に以下の四冊を使っていました。
1.でる順パス単 英検準1級
かなり使い込んだこちらの本。とりあえず5周以上はした後、それでも間違える単語には付箋を貼り、覚えたら付箋を外し……という風に使いました。結局15周以上はしていると思います。
自分の苦手な単語にはパッと見て分かるように星で印をつけたり、マーカーを引いたりしています。
2.英検準1級 集中ゼミ
まずは英検の問題構成を把握するためにこちらの本を使いました。日本語での解説をしっかり読み→演習→答え合わせ→解答読み込みという感じで使いました。この本を導入として使い、苦手だと感じた長文読解と単語問題を別冊で勉強しました。(ちなみに初受験の際はこの本と単語帳だけで挑み、撃沈しました。)
3.英検準1級 でる順パス単書き覚えノート
単語学習においてかなり役に立ったのがこちら。使い方としては「日本語を隠して単語を見る→意味を答える→単語を口に出しながら書く」という風に使いました。
「見る、書く、読む、話す」の4技能を使うことを意識していました。
また1単語につき3つのマスが用意されているのですがそれでは絶対足りないため、書くときには1マスに4回書くようにしていました。こちらの本は2冊買って、ボロボロになるまで単語を書き込んで使いました。(ボロボロになってしまったため捨ててしまい手元に現物はもうない)
4.英検準1級 長文読解問題120
英検の長文問題だけを集めたこちらの本。1回目はとりあえず解いてみて、2回目は解答時間目安が書かれているので時間を測りながら解きます。解答・解説には和訳のほか、語句も載っているため、文章に違和感があるところはしっかり和訳を読み込んで、語句も暗記するように努めました。
5.英検準1級 語彙・イディオム問題500
こちらは英検の問題形式で語彙やイディオムを学べる本。単語帳で主に暗記した単語や熟語をこの本で演習して、新たな語彙を覚えたり苦手を把握する、というようにしていました。間違えた問題には付箋をつけていました。
6.英検準1級 過去6回全問題集
言わずと知れた英検の過去問です。最後の追い上げと確認として使ったので、時間はしっかり測りながら使用しました。1回分を解いて答え合わせ→間違えたところは確認と暗記→できていない単元(長文読解など)は4や5の本で練習→別の過去問を解く、と言う流れで勉強しました。
二次試験の勉強法
1回目は5点ほど足りず一次試験に落ちたものの2回目には無事合格。スピーキングは特に苦手だったため、ネイティブの人(私の場合はALTの先生)と話したり、ドラマなどで英会話の勉強をしました。
そして使ったテキストは以下のものです。
1.英検準1級 二次試験・面接 完全予想問題
この本は時間を測り実際の本番のように練習しました。自分でストーリーを考える一問目の方はイラストの中に自分の知っているもの、言えるものがないかを必死で探し、その説明をすることで時間余りを防げるように練習しました。私は英語の先生に面接官役をやってもらいましたが、一人でも話す練習は大事なのでとにかく英語での説明癖をつけるようにしました。
面接も一回落ちたものの、2回目で無事合格!高校生のうちに英検準一級を取得できました。(一回目と二回目の面接官が同じ人で教室に入った瞬間「終わった……」と思った)
英検準一級は二級からの難易度が一気に上がるため高い壁に思われがちですが、私のような純ジャパでも努力さえすればもちろん取得が可能です!私の方法を参考にしていただき、より多くの人が英検準一級に合格できることを祈っています!