【レシピ】簡単&本格的!鳥と生姜で作る台湾の薬膳スープ麻油鶏(マーユーチー)の作り方!
台湾で愛される素材の活きた美味しいスープ!体に優しい絶品料理、麻油鶏(マーユーチー)のレシピをご紹介します!
鶏と生姜の旨味が詰まったシンプルイズベストな薬膳料理!
麻油鶏はマーユーチーと読む、台湾の薬膳スープ料理!生姜と鶏肉を炒めたものを米酒(主に料理酒として用いられる米を原料とした中華圏のお酒)と水で煮込んだ食べ物で、唐の時代の文献に記録されていたほど歴史のある料理です。鶏の血やもち米、キャベツ などを加えることもあり、台湾では細い麺を入れて一緒に食べるのが定番です。
台湾では出産で失われた血をこの料理で補うという習慣があり、産婦には産後1ヶ月間毎日この料理を食べさせるという風習があるそうですよ。そんな役目を仰せ使うくらい滋養強壮の成分や旨味がたっぷり詰まっている麻油鶏。体も温まるため冬にはもちろん、冷え性の人にもおすすめの料理です!
ちなみに、調理過程では充分にアルコール分が飛ばないため、子供や妊婦などが食べるのはあまり良しとされていないんです。もしそういった方々が食べたいという場合は、使用するアルコールを減らすか、煮込む時間を増やすと良いですよ。
麻油鶏を台湾で食べてとっても気に入ってしまった私。今回はそんな私が現地の味にできるだけ近づけて再現した、本格派の麻油鶏のレシピをご紹介します!
【レシピ】とっても簡単!煮込むだけで簡単なマーユーチー(麻油鶏)2人分
【材料】
鶏もも肉 1つ
生姜 1/2個
日本酒(あれば米酒) 200ml
クコの実 15粒
ごま油 大さじ1
サラダ油 適量
お湯 600ml
【手順】
1.鶏肉は一口サイズに切り、塩で下味をつけ15分ほど置く。
2.フライパンにサラダ油を敷いて、一口大に切った鶏肉を入れ中火で焼く。
3.鶏の両面に焼き色がついたら、2mmの厚さに切った皮付きの生姜とクコの実を入れ、弱火で香りが出るまで炒める。
4.酒を入れアルコール分を強火で飛ばす。
5.お湯とごま油を入れて蓋をし、弱火で15分ほど煮込む。
6.塩で味を整え、少し煮込んで完成!
食べてみると、鶏のコラーゲンや旨味、甘味がスープに溶け込んだ濃厚な味わい!生姜の香りもたっており、身体がぽかぽか温まります。材料もシンプルな分、素材の味が活きていてとっても美味しいです!
日本人の大好きな白ごはんと一緒に食べても最高で、ご飯にスープをかけて食べると絶品ですよ!(邪道でも美味しければいいじゃない。)本格的な味なので気分は完全に台湾にいるみたいです!
女性に嬉しい作用がいっぱいの麻油鶏。簡単に作れるのでぜひ作ってみてくださいね!