見た目にびっくり!?カラフルで可愛い「タイ風タコス」なスイーツ、カノム・ブアンとは?
昔ながらの人気デザート!?ぱりぱりな皮と中のクリームの食感が楽しいタイの可愛いスイーツ、カノム・ブアンをご紹介します!
見た目から味が想像できないタイのスイーツ!
カノム・ブアンはタイで人気の屋台料理!米粉や卵、緑豆で作った生地を薄くぱりぱりに焼いて、白いクリームを挟み、上にゴマや削ったココナッツ、「黄色い何か」や、ときにはねぎ(!)をトッピングしたものです。また、中に挟まれている白いクリームのようなものは、実は生クリームではなく卵白。「あ!生クリームたっぷりで美味しそう!」と思ってかじったら、予想してたのとは違う味が口いっぱいに広がってびっくりすること間違いなしです。
上にトッピングされているのは、「フォイトーン」という甘ーい卵焼きを糸状にしたタイ流の鶏卵素麺。オレンジ色のものを見かけることもありますが、そちらはハーブなどで色付けをしているそう。とはいっても、スイーツとして使われている卵焼きに馴染みのある日本人は現代ではそうそう多くないと思うので、かなり未知の味ですよね。
カノム・ブアンは歴史のあるスイーツで、アユタヤ朝の時代からタイで食べられています。カノムはタイ語で「お菓子」、ブアンは「~の」という意味。ベトナムのスイーツである「カノムブアンユアン」というものと区別するために、カノム・ブアン・タイと呼ばれることもあるそうです。
タイのナイトマーケットや下町を歩くと必ずと言っていいほど見かけるため、気になったなら旅行者でもすぐに試せるのが魅力。一つ当たりの値段も安いので、興味がある方はタイに旅行に行った際は是非、試してみてはいかがでしょうか!