実はウクライナ発祥の料理!栄養たっぷりのビーツのスープ、ボルシチとは!
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栄養も野菜もたっぷりなウクライナ料理!
野菜の味がたっぷり溶け込んだ東欧を代表する料理ボルシチをご紹介します!
旨味たっぷり!ウクライナ発の真紅の絶品スープ!
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ボルシチとは、ビーツや牛肉、キャベツや人参などの野菜を使ったスープ料理。ビーツに由来するその真っ赤な色が特徴で、日本でも広く知られています。ビーツの深い甘味とスメタナの酸味を感じられる味が特徴で、数日かけて作らなければいけないほど実は手間がかかる料理なのです。
また、ロシアの料理と思われがちですが実はウクライナが発祥と考えられており、1584年にキエフを訪れたドイツ人商人が日記でボルシチについて言及していたことが確認されています。ただしロシアやポーランドなど、スラブ諸国の人々は自分の国でボルシチが生まれたのだと信じていることも多いのだとか。
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ボルシチ、モテモテです。
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ボルシチに使われるビーツは砂糖大根とも言われるほどとっても甘味の詰まった野菜。ニンジンやスイートコーンよりも糖分を多く含んでいる、最も甘い野菜の一つです。食べる輸血と言われるほど栄養豊富で、根っこにはビタミンCや食物繊維、葉っぱには鉄分がたっぷり!このビーツを使うことでボルシチ特有の優しい甘さが作られているんですね。
また、日本で提供されるボルシチにはよくトマトが入っていますが、本来はトマトは入っていません。トマトを入れてしまうと酸味が出てミネストローネのようなスープになってしまうので、本来のものとは大きく味わいが異なってしまいます。
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加えて、ボルシチにもう一つ欠かせないのがスメタナ!日本では大抵の場合サワークリームに置き換えられていますが、本当はサワークリームとは少し異なる、酸味のあるさっぱりしたクリームです。スメタナを溶かして食べることで、ボルシチの持つコクや濃厚さをさらに引き出すことができるのです。
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ちなみにスメタナについては以前のビーフストロガノフの記事で説明しています!
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また実は、ウクライナにはスイバ(緑色の葉野菜)を使った緑のボルシチや、ライムギを使った白ボルシチ、キャベツボルシチなど、ビーツを使っていないものにも「ボルシチ」という名称が使われている料理が多数あります。もちろん定番は赤いボルシチなんですが、こちらも味わってみたいですね!
今までボルシチだと思って食べていたものは実はボルシチではなかったかも!?是非ビーツとスメタナを使った本物のボルシチを味わってみて下さいね!