韓国出前の定番メニュー!中国料理が元になったチャジャンミョンとは?
![](https://i0.wp.com/tabilindo.com/wp-content/uploads/2022/03/Korean.cuisine-Jajangmyeon-01.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
韓国の国民食はビビンバでもプルコギでもなく、チャジャンミョンだった!?国民に愛される出前の定番メニュー、チャジャンミョンについてご紹介します!
あまーい黒みそベースの中国風韓国混ぜ麺
![](https://i0.wp.com/tabilindo.com/wp-content/uploads/2022/03/chunjang.jpg?resize=185%2C260&ssl=1)
チャジャンミョン(짜장면)とは韓国で食べられている味噌ベースの麺料理のこと。挽肉と玉ねぎなどの具材に片栗粉でとろみをつけ甘い味噌で味をつけた餡をかけて作る混ぜ麺です。一般的には、上に茹でた卵やきゅうりやズッキーニの千切りなどが載せられていることが多く、味噌は「獅子標春醤」という市販品が使われることがほとんどであるため、店ごとによる味の差は小さいんだとか。
![](https://i0.wp.com/tabilindo.com/wp-content/uploads/2022/03/41mTnQ1rucL._AC_.jpg?resize=279%2C313&ssl=1)
日本でも韓国料理店などで提供されており、スーパーマーケットなどで売られている「チャパゲティ」(チャジャンミョン味のインスタントラーメン)を食べたことがある方もいるかもしれません。最近では映画『パラサイト』にチャパゲティとノグリを混ぜた「チャパグリ」が登場したことで話題にもなりました。
![](https://i0.wp.com/tabilindo.com/wp-content/uploads/2022/03/Jajangmyeon_by_KFoodaddict-scaled.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
歴史的には19世紀末に華僑の韓国移住が進んだ際、山東省のジャージャー麺が持ち込まれたことを機に、韓国流のアレンジを施して広まったと考えられています。そして次第に韓国全土へと広がっていったそう。ちなみに、2005年の調査によれば、韓国国内で1日に消費されるチャジャンミョンの数はなんと720万食にものぼるのだとか!韓国と言えば出前文化ですが、チャジャンミョンは家庭ではなく出前で頼む食べ物の代表格。中華料理店の定番メニューでもあり、一杯から出前OKのお店も多いことが相まって韓国国民がよく食べる料理となりました。
![](https://i0.wp.com/tabilindo.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG-4400-scaled-e1644067620459.jpg?resize=1784%2C1541&ssl=1)
まさに韓国の国民食と呼べる地位まで上り詰めたチャジャンミョン凄い!
![](https://i0.wp.com/tabilindo.com/wp-content/uploads/2022/03/Jajangmyeon.jpg?resize=421%2C466&ssl=1)
また、もしかしたら「チャジャンミョン知ってるよ!中華料理店とかにあるジャージャー麺のことでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、実はチャジャンミョンはジャージャー麺とは別の料理。中国発祥のジャージャー麺が甜麺醤を使用し塩辛い味付けであるのに対し、チャジャンミョンはカラメルを混ぜた黒味噌であるチュンジャンを用いているため甘い味付けであることが特徴です。ジャージャー麺だと思って食べたらちょっとびっくりする甘さなので気を付けて下さいね。
![](https://i0.wp.com/tabilindo.com/wp-content/uploads/2022/03/Jajangmyeon_by_stu_spivack.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
日本でも韓国文化が広まるにつれて人気韓国メニューへとなりつつあるチャジャンミョン!今のうちに是非チェックしておいて下さい!