【レシピ】長く愛される伝統の味!身も心も温まるスウェーデン風ビーフシチュー、カロップスの作り方!

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シンプルな材料と味の決め手はオールスパイス!

材料の旨味がふんだんに溶け込んだスウェーデンの絶品シチュー、カロップスの作り方をご紹介します!

カロップスとは?

Wikipediaより

カロップス(Kalops)はスウェーデンを代表する煮込み料理。牛肉や玉ねぎ、オールスパイスの実やローリエなどのスパイスを使った温かいシチューで、茹でたジャガイモやビーツのピクルスを添えて提供されることが多い食べ物です。
「Kalops」という名前は古いスウェーデン語であり薄切りの牛肉を意味する「Kollops」から来ています。
材料はとってもシンプルですが、味の決め手となるのがオールスパイス!オールスパイスの身を丸ごと入れて煮込むことで程よいスパイスの風味が加わり、本格的な味わいになるそうですよ!
スウェーデンでは200年近く愛されている国民的なスウェーデン料理です!
美味しくてお腹も温まる、スウェーデンの寒い冬の夜にぴったりのカロップス!
今回は日本でも簡単に手に入る材料で作った「タビリンド流のカロップス」をご紹介します!

【レシピ】煮込むだけで簡単!カロップス(Kalops)2人分

【材料】
煮込み用牛肉 300g
玉ねぎ 1/2個 ※8等分にカットする
人参 1本 ※大きめにカットする
ローリエ 2枚
オールスパイス 粉ならば小さじ1もしくは6粒
ブイヨン 1個
塩・胡椒 適量
オリーブオイル 大匙1

【手順】
1.牛肉に塩と胡椒を振って、大匙1のオリーブオイルを熱したフライパンで両面に焼き色をつける。

2.牛肉に焼き色がついたらカットした玉ねぎと人参を入れて、玉ねぎに軽く焼き色がつくまで炒める。

3.ローリエとホールスパイスを入れ、肉と野菜にまとわせ、香りが立つまで軽く炒める。

4.スパイスがなじんだら肉が隠れるくらいまでお水を入れ、ブイヨンを加える。

5.蓋をして牛肉が柔らかくなるまで30分以上煮込む。※気になる人は灰汁を取りながら!

6.塩・胡椒で味を調え完成!

ポイントは小麦粉を入れずさらっと食べられる、胃にも優しいスープのように仕上げたこと!
もし濃厚な方がお好みの方は、牛肉を焼く前に小麦粉をまぶしてから焼くととろみがあるシチューになりますよ!
また今回はホールスパイスの粒が手に入らなかったためパウダーで作りました。
もしあるなら粒を使って作るとより本場の味に近くなりますよ!

お肉と野菜の旨味がたっぷり溶け込んだ元気の出るシチューであるカロップス
とっても美味しいので是非、本番のように茹でたジャガイモを添えて食べてみて下さいね!

ライター
のちぇ

3度の飯と海外旅行、猫が好きなちゃらんぽらん。読書や映画鑑賞、料理とゲームが趣味。好きな食べ物はアイスクリーム。現在リングフィットアドベンチャーで瘦せようと頑張っているが、動いた分の3倍食べてしまうため痩せる気配はない。