【ちょっとネタバレあり】アメリカのおすすめ映画 第一回『ウエストサイドストーリー』
アメリカを知りたい方に見てほしい映画!
現在劇場にて公開中の『ウエストサイドストーリー』をご紹介!
映画『ウエストサイドストーリー』のあらすじ
今回ご紹介するアメリカ映画は現在劇場公開中の『ウエストサイドストーリー』(原題はWest Side Story)。
舞台となるのは1950年代のアメリカ・ニューヨーク。ポーランド系移民の不良グループ「ジェット団」とプエルトリコ系移民の不良グループ「シャーク団」の対立が続く中、ジェット団の元リーダー・トニーと、シャーク団のリーダーの妹マリアが禁断の恋に落ちてしまうというストーリーです。現代版ロミオとジュリエットとも言える物語は美しい音楽と共に進んでいき、衝撃の結末を迎えます。
舞台で幕を開けて以降1961年には映画化もされ、長らく愛されてきたこの物語がついにスピルバーグによって映画に!
美しい音と映像に引き込まれること間違いなしです!
映画『ウエストサイドストーリー』の見どころ3つ!
【見どころその1 今もなお色褪せない名曲の数々】
トニーとマリアが出会った日の夜に歌う喜びと愛に満ち溢れたナンバー「トゥナイト」をはじめ、プエルトリコから移民としてやってきて希望に溢れるアニータと祖国への愛を滲ませるベルナルドが歌う「アメリカ」、武器を使うのはやめろと説得するトニーと兄弟分のリフが歌う「クール」など、映画にはこれでもかというほどに名曲が登場します。
トニーを演じるアンセル・エルゴートの低音ボイスと、マリアを演じたシンデレラガール、レイチェル・ザグラーの美しい高音に心動かされること間違いなしです!
【見どころその2】美しく華やかな映像
スピルバーグ監督の持ち味でもあるダイナミックで迫力ある映像は、映画館で映画を見ることの意味を感じさせてくれます。
華やかで彩りのある衣装を着飾った登場人物たちのダンスは必見!劇場内で思わず踊り出したくなってしまうほど物語にのめり込めますよ!
【見どころその3】3組のカップルたち
まさに死が二人を分つまで愛を貫いた3組のカップル。主人公のトニーとマリア、マリアの兄であるベルナルドとアニータ、そしてトニーが働くドラッグストアを営んでいるヴァレンティナとドク。
特にヴァレンティナは本作のオリジナルキャラクターで、プエルトリコ移民でもある彼女と白人のドクが深く愛し合ったカップルであることは本作で強い意味を持っています。
人種や国を超えて愛し合うことは可能か不可能か。そんな問いの答えはこの映画を見れば一目瞭然です。
ちなみに映画のロケ地についてはこの記事にまとめてあります。
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1950年代アメリカの光と闇を美しい恋物語を交えて描く映画『ウエストサイドストーリー』。
絶賛公開中の今のうちに是非映画館に見に行って下さい!